木工
仏壇製造の始めかつ重要な工程である木工。弊社でお仏壇の中身(芯材)に使用する材は、無垢のほか間伐材や端材などのエコ素材から作られるMDF(木質繊維版)も多く採用しています。お仏壇の表面材には、商品性に応じてリーズナブルなプリントから天然杢を薄くスライスした突板(つきいた)、無垢材など幅の広い材を使い分けて製造しています。
戦後まだ間もない頃、初代社長はオルゴールやミシン板の木工製造に従事する中で創価学会と出会い、自身の木工技術を高めて学会員様のためにお仏壇を作ることを決心しました。当時は設備も乏しく資金繰りも大変でしたが、自宅でお仏壇の製造を始めたその瞬間が、弊社の始まりでした。正月以外働きずくめの毎日を経ながら、徐々にお客様に信頼いただくようになり、木工だけではなく自社で塗装、組み立てを含む仏壇の全工程を一貫生産することができるようになりました。
それからの60年間、初代から現社長に至るまで、海外での仏壇生産や仏具製品の開発・生産にも力を入れるようになり、今では日本を含む世界中の学会員様にまで弊社の仏壇・仏具をご使用いただけるようになりました。
イタリア語で「寄り添う」を意味するcoccole(ここれ)。お客様の想い、お客様のライフスタイルにそっと寄り添いたい。ここれという名前には、そんな想いが込められています。
仏壇製造の始めかつ重要な工程である木工。弊社でお仏壇の中身(芯材)に使用する材は、無垢のほか間伐材や端材などのエコ素材から作られるMDF(木質繊維版)も多く採用しています。お仏壇の表面材には、商品性に応じてリーズナブルなプリントから天然杢を薄くスライスした突板(つきいた)、無垢材など幅の広い材を使い分けて製造しています。
木工ででき上がった木地は次に塗装の工程に入ります。私たちはナチュラルな質感の薄塗り塗装だけでなく、高級感と重厚感を併せ持った厚塗り塗装、カラー色のエナメル塗装、黒塗り塗装、煌めきのあるメタリックやパール塗装など、幅広い塗装に対応できます。木工技術と塗装技術を自在に組み合わせることで、お客様のお部屋やライフスタイルに合ったお仏壇をお作りいたします。
仕上げ塗装が終わった各部品の板を立体的なお仏壇に組み上げる最終工程です。完成品として整った状態にするために、微調整を行いながら部品を実装していきます。現在では一般的になった仏壇内部の扉の電動開閉機能ですが、弊社では開発黎明期より電動機の開発に携わりました。現在では弊社オリジナルの電動機を採用し、自社工場にてお仏壇への取り付けを行っております。
今のお客様の住環境やライフスタイルに求められるお仏壇のあり方とは何なのか。そこに自分達の技術をどう活かすことができるのか。商品企画、専属デザイナー、そして職人たちが日々試行錯誤しながら向き合っています。 掲載しているほとんどのお仏壇は私たちのオリジナルデザインです。新しい商品を創るとき、小手先のデザインではなく、新しいお仏壇の使い方や今までにない佇まいなど、価値の高い新しさを追い求める姿勢、それが弊社のDNAだと自負しています。特許、実用新案、意匠や商標といった知的財産への投資にも力を入れており、今後もオンリーワンの商品をお客様にお届けできるよう努力いたします。
雅蓮堂では伝統型仏壇から家具調仏壇、そしてミニ仏壇や壁掛仏壇まで幅広いラインナップを展示しております。仏具もカタログに掲載しているほぼ全てを取り揃えておりますので、お手に取っていただきながらお選びいただけます。
私たちはメーカーですので、弊社にてご購入・ご使用いただいた商品の修理等のアフターフォローもすぐに対応いたします。
遺骨供養の骨箱シリーズや遺骨ジュエリー、手元供養品なども多数取り揃えております。ご遺骨に関するお悩み相談からお好みの供養スタイルに合わせお客様の希望に寄り添ったご提案ご提案をさせていただきます。
雅蓮堂へお越しいただける事を、スタッフ一同心よりお待ち申し上げております。
静岡県静岡市葵区美川町20番14号 営業時間:09:00~17:00
来店予約はお電話またはお問い合わせフォームより受け付けております。